◆ | 工事概要 |
◆ | 工法説明 |
@アンダーピニング工法(鋼管圧入工法) | |
鋼管圧入工法は建物の荷重を反力に鋼管杭を支持地盤まで ジャッキを用いて圧入し、建物を支持させ修正する工法である。 また鋼管杭圧入途中、ガラ等の障害物に当たった場合は、破砕 工法を併用し支持地盤まで到達させます。鋼管杭を支持地盤ま で圧入終了後、ジャッキにて建物を持ち上げ水平に修復する。 工費は比較的高いが再沈下発生の可能性は極めて少ない。 |
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Aアンダーピニング工法(側打ち工法) | |
側打ち工法は基礎横に機械を用いて鋼管杭を支持地盤まで 埋設する。埋設した鋼管杭にブラケットを溶接し、ジャッキにて建 物を持ち上げ水平に修復する。但し側打ち工法は建物外周部し か施工ができなく内部は、鋼管圧入工法となる。工費は鋼管圧 入工法に比べやや安価であるが狭小な所は施工できない場合 がある。 |
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Bプッシュアップ工法 | |
プッシュアップ工法は土台から上部のみジャッキアップする方法 であり、基礎直下の地盤が今後沈下する可能性が極めて少ない と判断された場合に用いる工法である。アンカーボルトは基礎を はつり切断し、水平修復後、補強筋を溶接しモルタルセメントにて 基礎部を修復する。工費は比較的、安価であるが再沈下発生の 可能性は高い。 |
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C耐圧盤工法 | |
耐圧盤工法は比較的浅い位置(GL-2m位以内)に支持地盤が 分布している場合に用いる。この時支持地盤まで穴を掘り、堀 底に約500mm〜750mm程度の鉄板を敷き、鉄板中心部に鋼管 を溶接し、更に鋼管と基礎の間にジャッキを設置し建物の水平 修復を行う。工費的には鋼管圧入工法や側打ち工法に比べて は安価であるがプッシュアップ工法よりは高くなる。 |