荷重による貫入と回転貫入を併用した原位置試験で有り、
土の静的貫入抵抗を測定し、その硬さや軟らかさ、又は締ま
り具合を判定するとともに土層構成(砂礫層、砂層、粘土層)
を把握するために行います。
深さ10m程度までの軟弱層を対象に、概略調査又は補足
調査などに用いられ、戸建住宅等の支持力特性を把握する
地盤調査方法として活用されています。
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. 装置とスクリューポイントをセットします。 |
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. 貫入を開始します。荷重は、50N(5kgf)、150N(15kgf)、250N(25kgf)、500N |
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(50kgf)、750N(75kgf)、1KN(100kgf)とします。 |
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. 各荷重での自沈がなくなれば、最大荷重の 回転貫入量(25cm毎の半回転数) |
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を測定します。 |
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. スクリューポイントが硬い層に達し、貫入量 5cm当りの半回転数が50回以上と |
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なった時点で 測定を終了します。 |
データをパソコンへ入力し、1m当りの半回転数(Nsw)を求め、換算N値(標準貫入
試験値)を求めます。データシート及びグラフを作成し、地盤の硬軟や土の締まり具合
の判定を行います。
報告書として、試験地の付近見取り図、近隣周辺状況、試験配置図、試験方法なら
びにデータの解析による考察を加え、その結果から基礎仕様、及び軟弱地盤対策をご
提案いたします。